開業まであと10ヶ月を切ったおおさか東線 JR淡路駅の工事現場に特別潜入!【前編】できたての○○も発見!?
来年平成31年春の開業へ向けて、工事が進められている
JRおおさか東線の淡路(仮称)駅
最近では背の高い囲いもなくなり、ほとんど完成してきている外壁も露わに。
ですが、「駅の中ってどんな感じになってるんだろ?」「工事順調に進んでいるのかな?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。
そこで、いろいろと交渉してみたところ…。
なんと今回、建設中の駅構内を特別に取材させてもらうことができました!
今回案内してくださったのはJR西日本の飯島さんと大阪外環状鉄道株式会社の為西さん!
JRおおさか東線は上下分離方式で建設されていて、運行はJR西日本(とJR貨物)、駅や線路などの設備は大阪外環状鉄道が担当(建設・保有)しているんですよ。
では、さっそく駅へ!
こちら、阪急淡路駅側にある入口が西口です。反対側の菅原側の入り口が東口となります。
イメージ図と比較しても駅名看板以外はほとんど完成していますね!
為西さん「工事自体も大きな工事はほぼ終わっています。あとはサインや案内設備、駅舎周辺の整備、自動改札機などの機械設置ぐらいです」
そんなに早く進んでいるとは驚き!
そしてお待ちかねの、駅の中へ!
西口のシャッターの内側は…。
広い駅コンコース!
左奥に見えるのが東口のシャッターで、右奥に改札機が設置されてホームへ向かう流れになります。線路の下とは思えないぐらい広くて明るい場所♪
そして、真ん中の柱には…。
何やら装飾が。
飯島さん「こちらはJRおおさか東線の各駅をイメージした装飾です。各駅にその土地を象徴するものをデザインしています」
気になる淡路(仮称)駅のデザインコンセプトは
「菅原道真と淡路」
淡路の地名は平安時代、菅原道真が中洲(中島)であったこの地を、淡路島と間違えて上陸したことに由来すると伝えられていることから、ガラス面には菅原道真公が愛した梅が描かれ、
奥は当時の川の流れと地形を表現したデザインになっています!
こちら、取材の直前に完成したばかりだそうですよ♪
柱の裏にはタッチ式の案内板の設置スペースも用意されています。
券売機から改札まではすぐそこ。銀のフェンスがあるところに自動改札機が設置されます。
こちらの駅ではみどりの券売機が設置されるので窓口が無くても新幹線の予約や定期券の更新などが可能です。
そして、こちらが改札内。窓もあって高架下とは思えないくらい明るめ。
為西さん「他の駅に比べても淡路(仮称)駅は広々とした空間になっているんですよ」
さらに今、新しい駅で特に力を入れているところもあるそうですよ。
それは…。
トイレ!
為西さん「トイレがキレイだとお客様に喜んで頂けるということで新駅では特に力を入れて設計しています」
とのことで、
女性用トイレにはパウダーコーナーも完備されていて、
様々な人が利用できる多目的トイレは多くの場所で1つのところ、なんと2つも設置されているのです!
駅のトイレというと汚いイメージがありますが、快適に利用できそうですね。
飯島さん「ホームもほとんどできてるので見に行きますか?」
もちろん見に行きます!と言いたいところですが、前編はここまで。
ホームやおおさか東線の各駅に決められているテーマカラーも決まっているとのことで、その様子は後編でお伝えしていきますよ!
JRおおさか東線 淡路(仮称)駅はこのあたり
[map]大阪市東淀川区菅原5丁目12[/map]
取材協力:大阪外環状鉄道株式会社・JR西日本
※記載の新駅名はすべて仮称です。
(あわわ)