赤バスの代わりとして運行していた「ゆうあい号」も廃止が決定
大阪市がかつて運行していたコミュニティバスの赤バス。一般のバス路線ではカバーしきれない各区内をきめ細かく結び、100円で運行されていた為、非常に便利だったのですが、乗客数の伸び悩みなどから25年3月末で廃止。
それをカバーする形で、東淀川区では地域福祉バス「ゆうあい号」を運行しているのですが、東淀川区の発表によりますと
赤バス廃止に伴う激変緩和措置として、平成25年度より試験運行の形で運行してまいりました地域福祉バス「ゆうあい号」につきまして、利用者の低迷と事 業費の高騰、制度上の問題などから平成28年3月31日をもちまして運行を終了いたします。3年間ご利用いただきありがとうございました。
とのことで、来年の3月で廃止が決定したようです。
①市営交通の敬老優待乗車証をお 持ちの方など70歳以上の方 ②障がい等により市営交通の割引を 受けている方(割引を受けることがで きる方) ③妊産婦又は乳幼児(4歳未満)連れ の方 ④上記①~③の付添の方
の方が利用できるのですが、25年は20,000人、26年は12,000人、今年は10月までで7,000人程度と、年々利用者が下がっていて、費用対効果が非常に悪いのが原因のうようです。
1日1時間毎の計7本と本数が少ないことや、赤バスもそうだったようですが、16時までしか運行が無いのも利用しにくい原因?
※東淀川区のサイトより
これがその「ゆうあい号」ですが、赤バスの目立つ色とは一転、真っ黒いボディで、一部では霊柩車のようだと…あまり良い印象ではなかったのかもしれません(笑)
27年度は母子手帳の利用者が0%だったようで、目立たないからか、そもそも知らない方も多かったのでしょうか…
ご利用されていた方は不便になるかもしれませんが、税金を有効活用という点では致し方ないのかもしれません。
来年3月までは利用できますので、対象の方はせっかくの制度なので、うまくご利用下さい。
(ノット)