爆風スランプのドラマー「ファンキー末吉」さんがまさかの淡路に登場。何をしに…

ファンキー末吉

走る〜走る〜俺ーたーち…でお馴染みの、ヒット曲「Runner」を作曲するなど、活躍されている「爆風スランプ」のドラマー、ファンキー末吉さんが、なんと東淀川区は淡路に登場!

爆風スランプが淡路でライブ!?

残念でした。

じゃあ何用で?

実は、アジアとの友好・交流・共生を目指す「アジア図書館」で講演されるそうです。

何の?

はい「中国ロックを語る」というのが今回のお題だそうです。

中国ロック?

何でファンキー末吉さんが?

ファンキー末吉 「中国ロックに捧げた半生」

実は実は、中国でまだロックが精神汚染音楽とされてた時代に、アンダーグラウンドで活動していたロックバンドのライブを地下クラブで目撃してから人生が大きく変わったそうで、そこから25年間、中国ロックの発展のために尽くして来られたそう。(へぇ〜)

中国ではロックをやるのに命がけの時代。軟禁されたことも…

そんな壮絶な中国ロックに捧げた半生を描いた本も出版されているようで、アジア図書館で行われている〈著者を囲む会〉のゲストとして講演されることになったそうです。

中国のロックって聞いたことあります?

こちらは黒豹という中国で一番CDを売ったバンド。このバンドの出会いが中国ロックへのめり込むきっかけとなったそうで、正当派ロックという感じのサウンドですが、

ファンキー末吉さんはブログの中で

そんな弾圧の中、彼らを突き動かしたのは「反体制の精神」でも何でもない。
今から考えると、「ロック・・・かっこいいじゃねえか」
という若者独特のヒロイズムだったのかも知れない。

と語っておられ、今の日本では命をかけてまで音楽を…とはなかなかならないと思いますが、そんな彼らの思いに何か付き動かされるものを感じたのかもしれませんね。

当日の講演では、「社会主義の国で生まれたロックがどのようにして今に至るのか」など25年の歴史と共に語られるそうです。
そして最近は「北朝鮮でロックを教えるプロジェクト」なるものを立ち上げてられているそうで(驚)
日本にはなかなか伝わって来ない、北朝鮮の話はとても興味深いですね。

こちらは北朝鮮初のオリジナルロック曲らしいです。澄み渡る声と、パワフルな演奏との一見ミスマッチのような組み合わせが、逆にロックの魅力を引きだしていて、カッコいいですね。

当日は残念ながらファンキー末吉さんのドラミングを見ることができないようですが、中国ロックの魅力を語るスペシャルな時間。
参加費は少し必要ですが、お隣の国のロックに興味を持つ方、持たれた方はいかがでしょうか?

 

【日時】2015年12月29日(火) 19:00

【会場】アジア図書館

【参加費】一般¥1,500 アジア図書館会員¥1,000

【定員30名】(要予約)

電話、FAX、メールでお申込み下さい。

電話    06(6321)1839
FAX    06(6325)1146
WEBからはアジアセンター21のフォームより

 

[map]大阪府大阪市東淀川区淡路5-2-17[/map]

(ノット)

ミニ佐藤

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