本日9月1日は防災の日。昨年から区内に増加中の防災アイテムを取材してきました！そして、9/5には突然携帯が鳴るあの訓練も。

(写真はイメージ)

本日9月1日は関東大震災にちなみ制定された防災の日。
災害に対する認識を深め、防災について意識する日です。
そんな防災に関して、クイズを出題！

瑞光寺公園のグラウンド横にある、

こちらのベンチ。公園にある他のベンチには背もたれがあり、これにはついていません。
実は防災に関連するアイテムなのですが、一体どういう風に関連しているのかわかりますでしょうか？

……

…

実は、こちらのベンチ、

(新庄地域活動協議会HPより)

なんと災害時には上の座面を外して、かまどとして利用出来る防災かまどベンチなのです！非常時の炊き出しなどに利用でき、短時間で準備が出来る設備なんです！
普段はベンチとして利用できる一石二鳥のアイテム！

新庄地域に2016年秋に5基設置されました。いったいどこにあるのかというと、

上新庄2丁目の春日神社近くにある、

新庄公園の入り口や、

上新庄交差点近くのマンション「コスモシティ森林公園」横にある、

新庄北会館裏の公園の中。

また、上新庄保育園の裏にある、

通称、三角公園と呼ばれている公園に設置。

最後の一基は、災害時避難所に指定されている新庄小学校の、

校門入ったところすぐに設置してあります。

かまどベンチには普段鍵がかけてあって、ふたが取れてケガをしないようにしてあります。教頭先生に話を伺うと、校内にあるということで今後子ども達の防災学習に利用していきたいとのことでした。

さらには大阪経済大学の北西側にある大経大桜並木の場所。こちらは大阪経済大学と東淀川区役所が協定を結び、防災情報発信拠点として整備予定。その中にも防災ベンチを設置する予定だそうです。

非常時の利用だけでなく、かまどベンチを使用してのイベントを開催して地域全体で防災意識を高めていく目的もあるそうですよ。

先日掲載した大経大のウオーキングイベントでも紹介しましたが、豊里中央公園にはマンホールトイレの設置できる場所があったりと普段気がつかない場所にも、災害時に役立つ設備があるんですよ。

まずは自宅近くの避難所などを東淀川区防災マップで確認してみてはいかがでしょうか？(かまどベンチは記載されていません)

そして、こちらは大阪府内で携帯を持っているすべてに関わるイベント、大阪880万人訓練が9/5に行われます。災害発生時に様々な情報源から情報を入手できることを確認する訓練で、区役所や公園に設置されたスピーカーの他、

皆さんが持つ携帯やスマホへ11：03頃にエリアメールで配信されます。「災害・避難情報」を受信した端末はマナーモードでも鳴るので、その時間に携帯を鳴ってはいけない状況の人は設定をオフにするか電源をオフにしましょう。
詳しくはこちら→第6回大阪880万人訓練

普段からの防災への備え・意識をしておかないと、いざという時に自分や周りの人を守ることは出来ません。改めて、家族で防災について話し合ってみてはいかがでしょうか？

東淀川区発行 わが家の防災手帳

（あわわ）

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