【東淀川区】昔の街が色鮮やかに描かれる「100年前の東淀川の記憶~小林康夫さん絵色紙展~」が本日(10日)より東淀川図書館で開催されていますよ!
東淡路にある東淀川図書館多目的室にて、本日(10日)より
「100年前の東淀川の記憶~小林康夫さん絵色紙展~」が開催されていますよ!さっそく見てきちゃいました!
展示されているのは東淀川区にて生まれ育った小林康夫さん(故人)が今から約100年前の幼少期に見た光景を色紙に描き起こした作品!記憶を頼りにしたとは思えないぐらいに緻密に描かれており、さらにまるでドローンを飛ばして見たかのような俯瞰目線で描かれており、遠くまでの風景が細かく描かれています。
例えばこちらは約100年前の上新庄駅の風景。今でこそ高架駅ですが、当時は地上に線路があり、平屋の小さな駅舎があるのみ。駅前やその向こうには広く田畑が広がっていた今では信じられないような光景が鮮やかに描かれています。
このような絵色紙が東淀川区役所に100点寄贈されており、そのうち34枚を厳選して展示されているのです!
なんと、こちらの絵色紙の展示は約30年ぶりになるのだとか。
今回展示されているのは小林さんの自宅があった大桐や小松、瑞光などを中心とした絵色紙が展示されています。
こちらに描かれているのは大桐にあった牧場!
今でこそ住宅街となった大桐ですが、昔は乳牛牧と呼ばれていた時代もあり、石碑も残っていますが、このように実際に牧場があった風景を見るとまたイメージが変わりますね。
小林さんはこの絵色紙一枚一枚に解説も書かれており、こちらも当時の暮らしや風景の細かな解説がわかり、読めば読むほど新しい発見があります。
さらに会場には図書館にある区内の小学校の周年記念誌が展示されており、併せて読むこともできますよ。
今回この企画を開催したのはこれまでにもまち歩きガイドツアーを開催してきた「東淀川魅力発見プロジェクト」
これまでに行ってきたガイドツアーのルート解説マップも展示されていますよ。
そして、なんと第4回のまち歩きガイドツアーも3/23に開催されることが決定しており、次回は江口や瑞光を回るのだとか。
絵色紙の風景と見比べて参加してみるのもいいですね。
住宅や商店が立ち並ぶ東淀川区にもこんな風景があったのかと驚き、発見いっぱいの絵色紙展。
開催期間は本日10日(日)~12日(火)17時までとなっています。
ぜひ行ってみてはいかがでしょうか?
「100年前の東淀川の記憶~小林康夫さん絵色紙展~」
日時:2019年2月10日(日)~12日(火)10:00~17:00
場所:東淀川図書館多目的室
※入場無料・展示期間中は自由にご覧いただけます。
(あわわ)