【大阪市東淀川区】小松に淡路、大道南…。身近な場所を舞台にした桂文枝さんによる創作落語!ついに「参地直笑祭 in東淀川区」が開催されましたよ☆
2019年11月24日、東淀川区役所3階の区民ホールにて、
「参地直笑祭 in東淀川区」が開催されました!
会場内には抽選で選ばれた約600名が参加。なんと応募は1000名以上あったのだとか。
まずは前説に東淀川区住みます芸人の福人さんが登場!
元気よく会場みんなでイベントのスタートを号令したところで、
桂文枝さんがオープニングトークに登場!
この「参地直笑祭」は大阪市24区それぞれで創作落語を作り披露するプロジェクト。
東淀川区は10番目となります。(地図上、黄色の区がすでに披露した区)
今回は創作落語のために崇禅寺や井高野など各地を回り、取材をしたのだとか!
そんな中で落語の基になったのが小松の瑞松寺を舞台にした民話「たぬきのおんがえし」絵本にもなっているお話なのですが、会場内で知名度をチェックしてみたところ、ほとんどの人が「知らない」という事実に文枝さんも驚き!
どんな噺になるのか期待が高まる中、一旦舞台袖へ。
次に登場したのは大阪府住みます芸人の「span!」のお二人。
会場のお客さんも参加しながら話や漫才で場が盛り上がります。
続いて、幕が開いて登場したのは文枝さんの弟子の「桂三河」さん。大相撲をテーマにした落語「大安売り」を演じました。
そして、桂文枝さんが高座へ。
披露されたのは創作落語「幸せの一万円札」
大阪経済大学の落語研究会の先輩後輩が上新庄駅前で出会い、大道南のたぬきのような店主のいる居酒屋に連れて行かれて不思議な体験をする噺。
先輩が淡路で働いていたり、後輩の家が大桐にあったり、淀川河川敷に行ったりと区民ならば情景がありありと想像できちゃうような展開。さらに昔東淀川区にも住んでいたたぬきも噺のキーとなって、会場全体が笑顔で溢れていました。
ちなみに東淀川区はこれまで行ってきた参地直笑祭の中でも特に大きい会場なんだそうですよ。
創作落語が終わると北岡区長と共にトークタイム。
落語のネタを作るのにそうとう苦労したそうで、まだ、14区も残っていることに「もう終わりにしようかな」なんて冗談も飛び出していました。さらには「大桐」の地名も読み方を「おおぎり」だとイベント当日まで勘違いしていたそうで、そんなことを微塵も感じさせなかったことに観客一同驚愕。
東淀川区ならではの落語に大満足のイベントでしたよ。
イベントが終わって東淀川区住みます芸人の福人さんにもお話が聞けました。
「ほんとうにあっという間で僕も楽しめました。(観光名所など)地域の核となるものがふわっとしている東淀川区であれだけのネタをつくれるのに驚きです。僕自身が東淀川区に住んでるのにまだまだネタに活かせていないのでこれからもっと勉強していきます」
とコメントしてくれました。いつか福人さん単独で区民ホールを埋められるぐらいになってほしいですね。
東淀川区ならではのとっても面白い創作落語が完成した貴重なイベントとなりました。
またいつの日かもっと大きな会場でイベントをやってほしいですね。
(あわわ)
会場の東淀川区役所区民ホールはここ