【大阪市東淀川区】100年前と見比べよう!大隅東会館で色紙絵展が今週末22日に開催!整美された”三千樋”の解説も聞けちゃう?
今週末2020年2月22日、大隅東会館にて
100年前の東淀川の記憶『第3回 小林康夫さん色紙絵展』
が開催されますよ!
【東淀川区】昔の街が色鮮やかに描かれる「100年前の東淀川の記憶~小林康夫さん絵色紙展~」が本日(10日)より東淀川図書館で開催されていますよ!
こちらは昨年2月に行われたイベントの「江口・大道・大隅」地域を特にプッシュしたイベント。
東淀川区にて生まれ育った小林康夫さん(故人)が今から約100年前の幼少期に見た東淀川各地の光景を色紙に描き起こした作品を見ることができるのです。
水路や田園風景が広がる100年前の様子をうかがい知ることができます。
そして、13:30からは三千樋跡整”美”記念「淀川改修と三千樋」の解説も行われますよ。
三千樋といっても知らない人も多いかもしれませんが、
淀川には、数多くの樋門があった。淀川の改修工事に伴い、すべてこれらの樋門は取りのぞかれ、明治30年11月大道村他13か村、普通水利組合が設置され、ここに三千樋が設けられた。淀川右岸の田畑1800町歩をうるおす唯一の樋門となった。
私が選んだ東淀川100選-東淀川区役所
水田を潤すための淀川右岸唯一の樋門だったのです。今現在でも堤防から見ると三千樋から伸びていた水路の跡がなんとなくわかりますね。
1945〜50年ごろに撮影された航空写真では中央の十字マーク上にある水路がはっきりと見えます。
右の淀川から取水し、現在の大隅西小、大経大の北側を通っていました。左端に見える白い部分が建設中の内環で、内環がぶつかっているところがクジラ橋の瑞光寺です。
そんな三千樋は今は埋め立てられ、ほとんど道路となってしまいましたが、取水口のところには大きな石版が設置されています。
地図で見るとこのあたり。
ですが、その石版もこれまでは大きな木や草が生い茂り、遠目からまったく見えない状態になっていました。そこで、せっかく残っている場所なのでより多くの人に見てもらいたいと淀川河川事務所の協力により、
このようにきれいに見えるようになったのです!
堤防に上がる階段も木がなくなり、通りやすくなっています。
このように多くの人に見てもらいやすくなったので、それに合わせてこの樋がどのような役割をしていたのか、東淀川区域における水路についてを東淀川区魅力発見プロジェクトのみなさんが解説してくれるんです。(当日はイベント会場の大隅東会館での解説で、現地訪問はありません。)
東淀川の歴史を知ることのできるイベント。
ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?
【【令和2年2月22日(土曜日)】「100年前の東淀川の記憶『第3回 小林康夫さん色紙絵展』」を開催します – 東淀川区役所】
※開催状況が変更になる場合がありますので、公式ページをご確認下さい。
(あわわ)
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