家事代行というお仕事はご存知でしょうか？

読んで字の如くな訳ですが、掃除・洗濯など、日常の家事をお手伝いする仕事。

女性なら「いつもやってる家事が仕事に！」ということで、検討してみたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか？
でも、実際にどこまでやる仕事かわからないから不安…という方も多いはず。

そんな中、ちょうど東淀川区周辺の方を募集しているという求人があったので、実際に体験してどんなお仕事か見てみることにしました。

求人を出されていたのは、家事代行という概念を日本で一番最初につくったリーディングカンパニーの「ベアーズ」さん。

家事代行/家政婦ならベアーズ

ベアーズでは、面接の後、座学の「オリエンテーション」⇒実務研修の「独立研修」があり、以降は先輩と現場に同行し、実際の業務を行いながら順次業務を覚えていくというスタイルで、安心して仕事を覚えられるそうです。

では、そこを体験すればお仕事内容がつかめそう！ということで、東淀川在住の直子さん（年齢未公開）にオリエンテーションと独立研修に参加してもらいました。

「オリエンテーション」では、今回担当して下さった岩崎教官から、家事代行としての心得や、基礎を教わります。笑顔の耐えない和気あいあいとした雰囲気。この段階では、まあ「なるほどな」というぐらいのレベルだったのですが…

実際の現場を見てみると、驚愕の仕事内容でした。

独立研修でおじゃまするのは、東淀川区より北側の某所にある研修モニター様宅。今回はモニター様はご不在でしたが、撮影・研修許可をいただいております。

ではさっそく開始！なんですが…

マンション玄関にあるインターフォンの押すところからレクチャーが始まりました…
ちょっと驚きの、そんなところから！です。

玄関への入り方や、靴の並べ方まで。こういう細かいところの気配りができるかどうかでも、印象が大分違いますよね。

荷物の置き場所まできちんと確認して、身支度。

はい。準備完了いたしました。赤いエプロンが眩しい！これを着たらピリッと身が引き締まるそうです。

第一印象で8割決まると言われてるほど、最初の挨拶は大事。名刺の渡し方など、挨拶の仕方もしっかり教わります。

挨拶の後は、予め聞いていたヒアリングシートを元に掃除箇所を確認。優先順位なんかも確認しておくそうです。

今回の実習は、まずキッチンからだったのですが、コンロがきちんと着くかという着火テストから始まりました。これは最後にも確認し、後から問題にならないように、依頼主に確認を取りながら進めるのだとか。

使っていいスポンジや洗剤なども確認！掃除用具は持ち込まず、依頼主の家にあるものを使う。このあたりがハウスクリーニングと違うところですね。家事以上の掃除ではなく、あくまで家事のプロフェッショナルを目指すということでしょうか。

難しい専門的な知識ではなく、家事に対する正確な知識があれば良いので、まじめに取り組めば多くの方が普通にこなせる仕事と言えそうです。
蛇口の裏までしっかりキレイに。めっちゃ細かいですが、難しくはないですよね。

次はお風呂なんですが、ここで問題発生。

お風呂を隅々まで洗うべく、お風呂内にあるものを全て一旦外に出すのですが、これ全て、元の場所を覚えておかないとダメなようです。
確かに自分で掃除する時も、シャンプーとリンスをいつもと逆に置いてしまい、間違ってリンスから出してしまう…とか普通にありますよね（笑）人の家のいろいろある洗剤なんかを覚えておくのは余計に大変！個人情報の兼ね合いから写メを撮っておくのもNGなので、記憶力との戦いです（笑）

ここ、自分の家では頻繁に掃除しない方も多いのではないでしょうか？排水口をはずしてまで掃除する徹底ぶりで、

最後は乾拭きまで！浴室の乾拭きなんて自宅ではしたことありません。さすがプロの仕事です。

トイレはまあ普通かな？と思ったのですが、便器の裏側までしっかり拭く徹底ぶり。

最後はリビング。ソファーはここまではずして、中もしっかり掃除。ここ開けると「こんなんいつ落ちたんや」っていういろんなもの出てくるんですよね。
この日も何やらお子さんのおもちゃのようなものが出てきました。

掃除機は角などに当たらないように、手で持ってかけていきます。コマは飾りになってしまってますけどね（笑）

そして最大の難問、人形ふき！これ全部きちんと拭いてました。そしてもちろん順番も変えてはいけません。（泣）
ここもなかなか自宅で頻繁に出来ないところ。ここまで徹底するからこそ、お客様に感動を与え続けるというベアーズのこだわりが見てとれます。

とまあこんな感じで、体験させてもらったのですが…
細く丁寧に、テキパキとこなせないとダメと、なかなか大変そうなお仕事。では、実際のスタッフは、どんなやりがいを持って取り組んでいるのか、岩崎教官に聞いてみたところ…

「女性の愛する心を応援する」という企業理念にも見えるように、「女性の働く」を理解してくれるので、育児と仕事を両立させている人や、お仕事にブランクがあった人など、さまざまな方が活躍中で、柔軟なシフトや働き方が可能なのが魅力なようです。
週１日以上で１日２ｈ～ＯＫ、家の近くで働ける！と家庭重視の女性にも働きやすいお仕事。最高齢はなんと80歳！長く働けるのもベアーズならではです。

※各家庭で保存されるサービスレポート。スタッフ間での作業の共有はもちろん、依頼主とノートを通じてさらに意思の疎通を図っていきます。

また、家事代行を頼まれる多くの方は、共働きでどちらも忙しい家庭が多いそうですが、そういうご家庭では、家事分担の負担や不満で家庭内の雰囲気が少しどんよりしてしまうこともままあるそうなんです。ところが、家事代行を頼むことによって、双方の負担が減り、どんどん家庭が明るくなって行くのが感じられるそうで、自分の仕事が役に立っているという感じがひしひしと伝わるそうです。

家事代行というと、もっと孤独なお仕事かと思っていたのですが、お客様とは信頼関係で繋がる、もっとハートフルなお仕事だと言うこと。

ベアーズは指針として掲げている「3C」

“お客様感動度120%”を目ざし、人ぞれぞれの「キレイの基準」である、お客さんの要望をしっかり聞けるコミュニケーション能力が一番重要視されており、技術よりハートが肝のようです。そのハートが、研修で見てきたような細かい！と思われる作業により、お客様の予想を上回り、感動が生まれます。そこまでのサービスを徹底するからこそ、逆に働きやすい職場となっていくのではないでしょうか？

スタッフには、社員が専任でつくしっかりとしたフォロー体制があり、スキルアップの為のブラッシュアップ研修や、サポート体制・昇給制度が充実している、働きがいのある職場。

普段の家事をもう少し高めるだけで、家庭に笑顔が増える、そんな素敵なお仕事でした。
きっとあなたの家庭でも笑顔が増えるのではないでしょうか？

【大阪府大阪市の家事代行・家政婦 – 家事代行のBears】

（ノット）

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