【東淀川区】JR淡路から東淀川の160円きっぷで2府5県が巡れちゃう15時間の旅!開業直後のおおさか東線を使って「大回り乗車」にチャレンジしました☆
先日3月16日に新大阪ー放出間の北区間が開業したおおさか東線!
新しく開業したJR淡路駅には朝から多くの人が訪れ、実際に電車に乗ったり、新しい駅を見て回る人がたくさんの人で賑わっていました。
そんな新しく開業したおおさか東線北区間を使って、今回は「大回り乗車」の旅にチャレンジしてみましたよ!
「大回り乗車」って一体なに?という方に簡単に説明すると、
例えば、JRで新大阪駅から奈良駅まで行く場合だと、おおさか東線を使ったり、天王寺経由で大和路線を使ったり、京都から回ったりと複数のルートが考えられます。その場合に運賃計算が変わっていてはややこしいので、大阪近郊区間のエリア内であればどのルートを通っても最も安くなる経路の運賃で乗車できる特例があるのです。
その特例を使って、↑のようなルールを守り、遠いルートを選んで乗ることを鉄道ファンの間では「大回り乗車」といっています。
そのルールを今回使って、JR淡路駅から東淀川駅までの160円区間きっぷで、
南は和歌山駅、北は琵琶湖の北端、近江塩津駅まで回り、2府5県を巡るルートを開業翌日の17日にチャレンジしてみました!
まず、スタートは開業したばかりのJR淡路駅!
朝6時59分発の久宝寺行きに乗ってスタートです!
写真は撮れませんでしたが、新しく開業したおおさか東線北区間は元赤川鉄橋を渡ったり、京阪をオーバーパスしたりと新鮮な感じ!
そして、1つ目の乗り換えポイントは鴫野駅!こちらで学研都市線に乗り換えます。
隣の放出駅でも乗り換えは可能ですが、今回のルートではおおさか東線南区間にも乗るため、重複しないように一つ手前の駅で乗り換えです。
そして、JR東西線を通って、尼崎駅へ!兵庫県に入ったばかりですが、
JR神戸線に乗り、すぐに大阪駅へ!このとき何も買わなかったのですが、後々和歌山・奈良方面には改札内に売店もない駅が多いのでなにか軽食を買っておいた方が安心です。
次から次へと電車を乗り換え、大阪駅からは紀州路快速にのって、
9時38分に和歌山駅へ到着!
ここから和歌山線で奈良方面を目指すのですが、単線の各駅停車しかないので終点の奈良までなんと約3時間もかかります!
そんなこんなで奈良駅へ到着したのが13時!
ここから大和路線に乗って、
久宝寺まで戻り、今度はおおさか東線の南区間、久宝寺ー放出間も堪能します!
奈良から久宝寺は結構遠いイメージがあったのですが予想以上に近かったので、新大阪から奈良もおおさか東線が直通することで気軽に遊びにいけそうです。
そして、放出からは学研都市線、大和路線を乗り継ぎ、
京都の加茂駅へ!
このルートではこれまでずっと電車に乗り続けてきましたが、
ここでは気動車での移動になります!
エンジン音を聞きながら2両編成の列車に乗り、
三重県の柘植駅へ!
伊賀や甲賀の忍者で有名なエリアですが、残念ながら駅の外へは出られません。
その後、滋賀の草津駅まで移動し、見慣れた新快速などの列車とご対面!
このまま京都方面へ帰ることもできますが、
琵琶湖一周のために福井県のすぐ手前にある近江塩津駅まで移動。
このときで時刻は19時30分。辺りはもう真っ暗になってしまいました。
あとは湖西線で今度は琵琶湖の西側を走り、京都方面へ向かいます。
明るかったら湖西線の車窓からは琵琶湖が一望できるはずなのですが、さすがにこの時間は真っ暗闇になってしまいました。大回りにチャレンジする際は琵琶湖方面を先に攻略したほうが車窓も楽しめます。
京都の山科駅で新快速へ乗り換え、高槻で普通に乗り換えたら、
東淀川駅へと到着!
到着した時刻は22時前。約15時間かかる大回りの旅でした!
ちなみにJR淡路ー南吹田ー新大阪ー東淀川なら15分ほどで到着できるはずです。
時間はかかりますが、たった160円(隣駅では120円)だけで近畿の広い範囲を巡ることのできる「大回り乗車」
美しい車窓を眺めたり、いろいろな列車にも乗れて、新大阪や京都などの大きな駅では駅弁や駅そばなどの駅ナカグルメも楽しむことができちゃいますよ。
2府5県回るルート以外にも、琵琶湖を回る、奈良和歌山を回るだけの短縮ルートでも充分に楽しめますよ。
新大阪駅ー東淀川駅間、東淀川駅ーJR淡路駅間の短い区間のきっぷを買って、電車旅を楽しんでみてはいかがでしょうか?
※乗る際は各路線のダイヤをご確認下さい。人身事故などで路線が利用できない場合は乗車駅から降車駅までの運賃が必要になる場合もあります。あくまで特例制度を利用した乗り方ですので、なにかあっても自己責任でお願いします。
(あわわ)