地域から頼られる企業を目指して。東淀川区にある小さなIT屋さん「サムライプラン」

東淡路商店街から徒歩5分ほどの場所に事務所を構えている
設立1年目のIT会社「株式会社サムライプラン」にいってきました。

中に入ると、大きな看板がお出迎え。お出迎えの文字と桜吹雪の背景が流れています。この看板…動くぞ!?

今回対応してくれたのは、代表取締役の小笠原さん。
去年までゲーム会社でスマートフォンアプリのディレクターをされていましたが、地元である東淀川区に貢献できるような仕事がしたい、という事で起業をされたそうです。
そんな小笠原さんにインタビューをして見ました。

–主にどんなお仕事をされているのでしょうか？
デジタルサイネージと呼ばれる情報発信システムの販売、ホームページ・動画制作、外国語翻訳サービスの3つを柱に業務を行っています。

–デジタルサイネージってなんですか？
ですよね　笑。名前の認知度は低いのですが、駅や空港で広告が流れているディスプレイって見た事ないですか？
柱に埋め込まれていて、企業さんの広告が流れて、少しすると別の企業さんの広告が流れるといったものです。

–ああ！阪急の梅田駅にもありますよね。
そうですそうです！あれがデジタルサイネージと呼ばれるものです。
ネットワークを通じて、表示する広告を管理したり、天気予報やニュースを流したりする事ができます。
弊社では、そのサイネージ全般を取り扱っておりますが、設置型サイネージ「注目看板」を主力として販売しています。

–前職とは全然違う業種ですね。なぜデジタルサイネージを取り扱う会社を起業されたのですか？
端的にいうと、デジタルサイネージに可能性を感じたからなんですが、東淀川区にデジタルサイネージが普及すると地域活性化にもつながるのでは？と思ったからです。

デジタルサイネージの魅力というのは、動画で情報を流す事はもちろん、ニュースや天気予報といったネットワーク経由での情報を配信できる事です。

防災対策として、地域で設置されているサイネージごとに災害時の避難経路や避難場所を表示する事もできますし町おこし施策として、サイネージにあるヒントを見つけて回るデジタルスタンプラリーといった事もできます。SNSと連動して、他のプレイヤーのスタンプ状況を確認させると面白そうですよね。

そんな色々な想像を掻き立てられる媒体が、デジタルサイネージだったんです。

–地域活性化は以前から興味があったんですか？
20代前半から東淀川区ユースリーダーという地域ボランティア団体に所属していまして、活動を通じて地域交流を重ねていくごとに地元愛が強くなりました。それと同時に地域を活性化する方法として何かできることはないか？を強く意識するようになりましたね。ユースリーダーとしては、東淀川区MusicFestivalやみんなで！東淀川フェスティバルを地域活性化の一環として開催する事ができました。

–ボランティアをするきっかけは何かあったんですか？
地元の花火大会「水都祭」を復活させたいという気持ちからなんです。今も天神祭の一環で名前だけ存在はしているのですが、昔のように豊里大橋辺りの河川敷で開催されるのが僕の思う水都祭なんです。これを20代前半の頃、地元の友達や後輩と復活させようと河川事務所に電話したり直接伺ったりして想いをぶつけてみたんですが、一蹴されまして。まぁ、今思えば当然かなと。「誰やねん、お前ら」ですよね　笑。その後、みんなで話し合いまして、地元の話なんだから、まずは地元をもっと知ろう。その為にはボランティア活動をして深く地元と関わろうという事がきっかけになりました。

–ぶっちゃけ今どんな感じですか？
いやー、まだまだ厳しいです　笑。サイネージの良さを皆さんに広めていく事からですので。
ただ、東淡路商店街にある整骨院さんが注目看板を設置して下さったのですが、効果として前月度と比べて訪れた方がおよそ1.5倍、また、学習塾さんでは問合せ件数がおよそ2.5倍となりました。
人の目を惹きますので、プロモーションツールとしての有効価値は1つ示せたのかなと思っています。

–あと、ホームページ1万円(税込)って大丈夫なんですか？
なんの心配なんですかソレ　笑。この金額にできたのも理由があります。
お客様からご相談頂いたのがきっかけになったのですが、ホームページは作りたいけどインターネットはよくわからない。大掛かりなものでなくて良いから、安く作ってくれ。なんぼや？と。
ホームページといえばWordPressで作られるのが今の主流と思っているのですが、インターネットがよくわからない方にとって少しハードルが高いかもしれない。

そこで、「WordPressほど難しくないもの」「費用が抑えられるもの」で調査を行い、webホスティングサービス「jimdo(ジンドゥー)」を使う事にしました。jimdoを利用する事で、サーバに関する費用はかけずに済みます。
また、サイト作成に必要な素材は自社で制作・調達することで、費用を抑える事が可能です。
なので、ホームページとしてのサービスを削ぎ落したという事ではなく、制作時にかかる費用を抑えて1万円(税込)を実現した、という形です。

–なるほどです！最後に何か伝えたい事はありますか？
サムライプランは、営業エリアを絞っている訳ではありませんが地元である東淀川区に対して思い入れはあります。
まずは名前だけでも覚えて頂いて、何かインターネットでわからない事があれば、サムライプランに聞いたら大丈夫！と頼って頂ける会社でありたいと思っています。
皆様どうぞよろしくお願い致します。

地元愛にあふれた小笠原さん。
取り扱っているデジタルサイネージ「注目看板」は良さを伝える為、無料デモも行っているそう。ご興味のある方はぜひお問合せを！

————————————————————————
株式会社サムライプラン
フリーダイヤル：0120-969-732
(平日10:00～19:00 ※土日祝は除く)
メールアドレス:info@samuraiplan.jp
———————————————————————-