貴重な東淀川区での戦争体験・遺跡が詰まった冊子が完成。イベント参加でもらえます。
戦後70年にあたる今年、東淀川区役所は、東淀川区での戦争体験を風化させない為「戦後70年わたしの東淀川遺産」事業を実施し、戦争の悲惨さと平和の尊さを若い世代に継承していくことを目的として講座などを開催されてきました。
参考)【地獄の長柄橋なども】戦後70年・大阪大空襲を知ろう講演会に参加してきました
そんな「戦後70年わたしの東淀川遺産」事業の集大成として、東淀川区にゆかりのある戦争体験者の証言や戦争遺跡、文献資料などをまとめ、戦争の記憶を語り継ぐ冊子とマップを作成さたようです。
こちらがその冊子。
戦争遺跡を当時の設計図を元にイラスト化したものや
当時の写真や現在の写真を織り交ぜながら
体験談なども豊富に掲載。
さらに、1945年当時をオモテ、2015年現存する遺跡をウラにした東淀川区の遺産地図もついた、かなりクオリティの高い冊子となっており、区民なら知っておいて頂きたいお話が満載です。
この冊子は3つのイベントに参加するともらえるようです。
戦後70年の節目の年に、こうした証言や遺跡に触れることにより、あらためて平和の大切さを感じれるのではないでしょうか?
ぜひ若い世代の人にも参加して頂きたい貴重なイベント。冊子と併せて必見です。
すいとんの試食もある「発表会」
冊子の完成を記念して「戦後70年わたしの東淀川遺産」発表会や、当時の食事を再現しての試食会、パネル展示、戦争体験者インタビューなど
日時:平成27年11月29日(日)10時~12時
場所:東淀川区役所出張所(東淀川区東淡路4丁目15番1号) 3階 会議室
定員:100名程度(無料・要申込み)
戦争遺跡を歩く
まち歩きとして、当時「地獄の長柄橋」と呼ばれた長柄橋で米軍機の機銃掃射を目撃した戦争体験者との戦争遺跡巡り
日時:平成27年11月29日(日)13時30分~15時30分
場所:阪急崇禅寺駅集合(雨天決行)
ルート:崇禅寺、中島惣社など
ガイド:坂上 貞夫(大阪城ボランティアガイド、戦争体験の語り部として活躍)
定員:20名程度(無料・要申込み)
建物写真家「小林哲朗」が教える戦争遺跡の撮り方
プロの写真家による戦争遺跡撮影会
日時:平成27年12月12日(土)9時30分~12時
場所:東淀川区役所出張所1階(東淀川区東淡路4丁目15番1号)集合(雨天決行)
ルート:高射砲台、延原倉庫など
講師:写真家 小林 哲朗(工場、巨大建造物、地下空間などの建物写真)
持ち物:デジタルカメラ
定員:20名程度(無料・要申込み)
参加申込み方法
東淀川区役所の総務課まで、氏名・住所・連絡先を記載して、メールもしくはFAXにてお申し込みください。電話、区役所窓口でも平日午前9時から午後5時30分までお申込可能。
<申込期間>
平成27年11月2日(月~平成27年11月27日(金)
※戦争遺跡撮影会は12月11日(金)まで
<申込先>
東淀川区役所(東淀川区豊新2丁目1番4号)
総務課 区役所3階33番
電話:06-4809-9908 ファックス:06-6327-1920
メールアドレス:higashiyodo-isan@city.osaka.lg.jp
※事前申込みが必要ですが、当日の席に余裕があれば当日参加も可能です。
詳しくは東淀川区役所のサイトにてご覧くさい。
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