こだわりの砥石を使って、切れ味を取り戻す☆東淀川各所でやっている週末限定の研ぎ師さんに包丁を研いでもらいました!
皆さん、包丁って自分で研げますか? 1から研ぎ石を揃えたり、使う前に水に浸けないといけないし、角度を保つのは難しいし…。と一苦労。かといって最近はまちの「砥ぎ屋さん」もあまり見かけなくなってしまいました。
そんなある時、情報提供で週末に東淀川各地で包丁を研いでくれる人がいると聞き、この日は東淡路商店街へとやってきました。
ありました!包丁研ぎ! ぬくぬく弁当ちいーちゃんのお店の前を借りてやっているようです。
こちらが研師の井出 光太郎さん。昨年6月に行われた小松商店街第19回「物産市&フリマ」でも出店し、紹介した方です(この時はDJとしても出ていましたが)
ただ話を聞くだけではもったいないので、マイ包丁を研いでもらことにしました。
12年以上も使っていて、結構持ち手は汚くなっているのですが、刃は大切に使っています。ただ、最近はちょっと切れ味が悪くなってきたなぁと思っていたところでした。
包丁研ぎは500円。鋼でもステンレスでもいけるみたいです。鏡面仕上げなどもやってもらえます。
普通の包丁を研ぐ場合には3種類の石を使い分けて研ぐそうです。テンポよく、心地よい音が響きます。
やる場所にもよりますが10時~16時の間で40人くらいの方が頼まれるそうです。「近所の研ぎ屋が引退したから」と頼みにくる人もいるそうです。
井出さんは平日はサラリーマンをしているため、お休みの日だけやっているとのこと。
包丁研ぎを始めたきっかけは、知り合いの理容はさみを作る職人さんから刃物の話を何度も聞き、その魅力にはまり、趣味の料理と相まって自分の包丁を研ぐことから始めたそうです。
研ぎの世界にドップリとはまったのは仕上げで使うこの天然砥石に出会ったから。良質の砥石が採掘される京都の亀岡で生まれたこの研ぎ石を使うと仕上がりの良さが他とまったく異なるとのこと。
研いでいるときの音もすごく良く、自分ひとりの包丁だけやるのはもったいないと色々な人の包丁も研ぐようになったそうです。
どうやら研ぎ終わったようです。
爪先で刃先を滑らせ、すべて均一に研げているか確かめます。
研ぎ終わった包丁がこちら。刃先が綺麗に光を反射しています。
包丁の切れ味を確かめるにはやはりコレでしょ!ということで帰りにトマトも購入。
刃を当てて、軽く力を加えると…。
スッと切れていきました。
この通り綺麗な断面です。普段使っているロールシャープナーとは違い、新品の包丁を使っているような切れ味が味わえます。
おはようございます。寒いですね。
今月は
イズミヤ―神戸屋 高架下 4、5 (土日)
エバーレショッピングセンター12(日)
アカシア横ちーちゃん前19(日)
10時~16時(エバーレは9:30~)
高架下はご要望につき二日間(雨天は中止です)
終了間際は込み合いますのでお早い目にお越しください。
知り合いが貸してくれる場所などでやっているので、いつどこでやるかはFacebookで確認してください。やる場所も募集中ということで「ここでやってもいいよ」という方がいればFacebookで直接ご連絡ください。
皆さんも、家にある包丁をまとめて研いでもらって、楽しい料理生活を送ってみるのはいかがでしょうか?
☆匿名希望さん情報提供ありがとうございます☆
(あわわ)
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