新大阪駅が巨大地下迷宮に!?各新幹線の延伸や開通に向けて新大阪駅の地下ホームの構想が明らかになりました!
観光や里帰り、出張など遠方への移動の要となる新大阪駅。
現在、新幹線の高架ホームには東海道・山陽・九州新幹線の車両がひっきりなしに乗り入れ、すでに増発や新規路線が乗り入れられない状態となっています。
そこへ将来的にはリニア新幹線も乗り入れが計画されているため、先行開業する品川駅や名古屋駅と同じように地下駅になるような報道もされてきましたが、新大阪駅の開発イメージがこの度明らかになりました!
(国土交通省 「国土交通省生産性革命プロジェクト(第4版)」(案)2 より)
先日6月13日に発表された国土交通省の資料によると、なんと新大阪駅の地下にリニア+北陸新幹線+山陽・九州新幹線ホームを一体的に整備する案が現在検討されているのです!
北陸新幹線に加えて、現在高架ホームに乗り入れる山陽・九州新幹線を地下に乗り入れることで、話題の九州新幹線長崎ルート増発も対応可能になるかもしれません。
(国土交通省 「国土交通省生産性革命プロジェクト(第4版)」(案)2 より)
国土交通省は2019年度予算の概算要求に新大阪駅地下ホームの調査費を盛り込み、構造の検討や建設費の試算、需要予測に着手する方針です。
まだまだ計画段階とはいえ、地上の在来線ホームにはなにわ筋線も乗り入れるので、これまで以上に西日本の各地をつなぐ重要な交通ネットワークのハブとなる中心的な役割をもつ駅になる計画です。
完成まで何十年先になるかはわかりませんが、利用者が増えることで乗り換え以外の需要が増えることを期待したいですね。
早くも新大阪駅周辺のビジネスホテル建築ラッシュが進んでいますし、旅行者向けのお店や飲食店などもこれから増えていくかもしれませんね。
着々と進化し続ける新大阪駅周辺エリアのこれからが楽しみです。
(むぎ)