ついにJR京都線 東淀川駅の橋上駅舎&自由通路の利用開始日が判明!新駅舎建設状況と一ヶ月半で廃止される開かずの踏切&地下通路を見てきました。
現在、橋上の新駅舎への移転工事が進められているJR京都線の東淀川駅。
JR西日本は昨日19日に新駅舎への移転日時を発表しましたよ!
気になるその日程は…。
2018年11月11日!
約1ヶ月半後には西口と東口をつなぐ橋上駅舎と自由通路が利用可能になるそうです。てっきりおおさか東線の開通に合わせた来年3月かと思っていたのですが、今年中に利用可能になるようです。
旅客の運転が終了する11日午前1時頃から自由通路が利用可能になります。
どれだけ工事が進んでいるのか、早速現場をチェックしてきました☆
こちらは階段・エスカレーターが設置される場所。足場でごちゃごちゃしていますが、整備イメージと比べるとほとんど完成している感じです。
ですが、その反対側に設置されるスロープはまだ骨組みしか無い状態でした!ここから1ヶ月半で果たして完成できるのでしょうか?
ちなみにスロープは緩やかな傾斜で作られている為、自由通路までに3回折り返さないとたどり着けない構造のようです。
(JR西日本報道発表資料より)
11月11日午前1時に自由通路・橋上駅舎利用開始となりますが、同時に
JR東淀川駅東西駅舎、
駅地下通路、
北宮原第1、第2踏切、
南宮原踏切
が廃止となってしまいます。
(2018/09/19撮影 レトロな写真ぽい補正を行ってます)
JR東淀川駅の駅舎は平屋建てで京阪神間ではほとんど見られなくなった昭和の雰囲気を色濃く残している建物です。ただ、老朽化も進み、西口からはバリアフリー対応が出来ていなかった為、今回の橋上駅舎への移転でその役目を終えます。
東西駅舎とホームをつなぐ地下通路は3分の1がフェンスで区切られ、駅利用者以外も通過できました。
ただ、すれ違うのも一苦労なほどで利用者もそれほど多くはありません。跨線橋の自由通路になると広々と自転車もすれ違えるようになることでしょう。
余談ですが、ホームへの階段に設置された看板のフォントが国鉄時代によく使用されていたフォントですごく味があったのですが、たぶんこのままなくなってしまうのではないでしょうか。
そして、ピーク時には最大57分閉まったままで、JR西日本管内1位の開かずの踏切、南宮原踏切と
同じく管内2位の56分閉まったままとなる北宮原第1踏切、北宮原第2踏切も廃止。
自動車は跨線橋が利用できないので、廃止後は神崎川近くか新大阪駅近くのアンダーパスへ迂回することになります。
遮断時間が長時間になるのでそれぞれの踏切には警手と呼ばれる人が立っていましたが、この光景も見られなくなってしまいますね。
便利に新しくなる反面、歴史あるものが失われる東淀川駅。
駅の切替で周辺の風景もどう変わっていくのか楽しみですね♪
東淀川駅はここ
(あわわ)