来年3月末まで!「市民交流センター」の閉館が決定。
大阪市の発表によりますと
市民交流センター10館については、平成22年(2010年)の開館以来、地域コミュニティ活動の場として親しまれてきましたが、平成28年3月31日(木曜日)で閉館することとなりました。これに伴い、平成28年4月1日(金曜日)以降の利用申込の受付は行いません。
なお、閉館までは通常通りご利用いただけますので、施設利用については各市民交流センターへお問い合わせください。
とのことで市民交流センターひがしよどがわだけではなく、全ての市民交流センターの閉鎖が決定したようです。
そもそも市民交流センターを知らない人も多そうですが…
市民交流センターひがしよどがわは、コミュニティ活動の振興及び市民の福祉の増進を図るとともに、多世代の市民による地域を越えた交流を促進し、もって市民の生きがいや人権が尊重され、心豊かで活力あるまちづくりの推進に寄与することを目的としています。
とのことで、人とのつながりを生む施設として、各種講座やイベントなどが開催されていました。
ただ、傍から見ているとあまり活況という状況ではなかったように感じましたし、場所的にもアクセスがあまり良いとはいえず利用しくかったのかもしれませんね。
少し古いですが、22年のデータを元にした市民利用施設のあり方の検討という資料によりますと
市民交流センターひがしよどがわも施設利用率55.7%、歳出89,036,000円に対し歳入は8,215,000円ということは…80,821,000円の赤字…
この資料に出てくる多くの施設が赤字で閉館対象となっていたわけですし、こういう事業が黒字化するには難しいのかもしれませんが、市民の税金が使われているのは間違いなく、判断としては妥当な気もしないではないです。
4月にはクレオ大阪北も閉館していますし、地域の交流にも新しいカタチが求められているのではないでしょうか?
最近は区内でもつながりをつるく新たな取り組みが生まれつつあります。
まだまだ小さい集まりが多いですが、つながりから大きく羽ばたけることを期待しております。
市民交流センター
[map]大阪市東淀川区西淡路1−4−18[/map]
(ノット)