地域で子どもを育てる新しいカタチ。東淀川に「こどもの居場所」が増加中って知ってました?
昨年紹介した、菅原で行われているこども食堂や
小学生以下は無料でご飯が食べれる。「菅原こども食堂」が明日(21日)開催!
東淡路のエバーレ内にある放課後スペースviva! 宿題カフェみたいな放課後集まって遊べたり、学習支援を行う場のように、子どもたちが集まれる場所のことを「こどもの居場所」といい、今全国で拡大中なのです。
食事の場は栄養を取るだけではなく、大切なコミュニケーションの場でもあります。家庭によっては子どもだけで食事をとらないといけない状況の子や、満足な食事が食べられない子もいて、そういった家庭の子どもも含めて、多世代の人たちが集い交流する場所がこども食堂。
また、隣の家に誰が住んでいるのかもわからない縮小したコミュニティの現代では「近所のお兄さん、お姉さんが勉強を教えてくれる」なんて機会はほとんどないのではないでしょうか?勉強や様々な体験、経験を教えてくれる人々と関わり合う場が地域に必要とされているのです。
こどもたちの将来が生まれ育った環境によって左右されることのないよう、またすべてのこどもたちが夢と希望を持って成長していけるよう、地域と子どもを繋ぐ場。それが「こどもの居場所」なのです。
東淀川区内でもその数はどんどん増えていて、今では10ヶ所近くにも。東淀川区では将来的に全小学校区に一つ以上こどもの居場所を設置することを目指しています。
(7月に豊里南こども未来食堂で行われた流しそうめん – 吉村「つかさん」撮影)
あちこちで誕生しているこどもの居場所ですが、同時に様々な問題も。一番大きいのは運営するボランティアスタッフの不足。写真の豊里南のこども食堂では子どもたちが100名近く集まるほど認知されてきましたが、参加者が多くなればなるほどさらにスタッフの数も必要となっています。
でも、地域の中には「子どもたちの為にボランティアしたい。でも、どこで出来るのかわからない…」という人もいるのではないでしょうか?
そんな、こどもの居場所とボランティアしたい人をつなぐ仕組みがこの度スタートしました!
それが「こどもの居場所@東淀川 サポーター」
こちらに登録することで、何についてボランティア出来るのか、何が得意なのかに合わせて、最適なこどもの居場所への紹介を行ってもらえます。
形としては東淀川区役所から委託を受けた教育に分野に詳しいNPO「関西こども文化協会」と「コアプラス」へサポーターとして登録して、各居場所へと繋いでくれます。
そんなボランティアの募集を行う第一回目の説明会が先日、7月16日にJR東淀川駅近くのコミュニティスペース「co-arc」で開催されたので、どんな人が集まっているのか見に行ってみました。
第一回目の説明会には10名が参加。教育を学ぶ現役大学生から他の地域でサポーターをしているという方、地元の子育て中のママまで幅広い方々が説明を受けていました。
参加することで、様々な子どもたち関わり、子どものサポートを行うノウハウを得ることができます。また、様々な立場の人と関わることにもなるので、教育関係を目指す大学生や地域で子ども向けイベントを企画する人には向いているのではないでしょうか?
サポーターはまだまだ募集中で、説明会は今後も開催予定。直近では8月8日(火)と8月20日(日)に開催されます。
支援するNPOの一つ、コアプラスの武田さんは「子どものための場所を質・量ともに増やしていきたい」と話していました。
子どもたちが安心して過ごし、成長できる場所を作るためにもこどもの居場所@東淀川 サポーターに参加してみてはいかがでしょうか?
こどもの居場所@東淀川 サポーターについてくわしくは
【こどもの居場所@東淀川 – Facebook】
(あわわ)
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