未曾有の被害となった台風21号から12日。通行止めの道など、まだまだ区内に被害の爪痕が残っています。
(9月4日撮影)
東淀川区内に甚大な被害をもたらした台風21号。
9月4日から10日以上経った街は徐々に復旧しつつあるものの、いろいろと見て回ると未だに傷跡残る場所もたくさん残っていました!
鉄柵や大木が道路を塞ぎ、未だに通行止めとなっているのは下新庄4丁目にある下新庄北公園の北側道路。
9/4の記事でもお伝えしましたが、まだ撤去ができていない状態。
公園にあった大木が何本も倒れ、一部が道を塞いでしまっています。
電線を巻き込みながら木が倒れたので、電柱も真っ二つに折れ、アスファルトに突き刺さっていました。
倒れた木のすぐ横では豆腐屋さんが営業を再開。
話を伺うと、この木を撤去できるぐらい大きなクレーンが空いておらず、9/21頃にようやく撤去ができるそうです。
下新庄北公園には大正6年に神崎川下新庄樋で決壊した大水害を今に伝える、水防碑が建立されています。
「災害は忘れたころにやってくる」という言葉が痛いほど身に沁みますね。
(鳩ヶ瀬公園)
道路が通行止めになっているところはほとんどなくなっていますが、公園内で倒木などにより立ち入り禁止となっている場所は数多く残っています。
下新庄北公園から南に300mほどの場所にある鳩ヶ瀬公園には高さ30mはあろうかという木が倒れ、この影響で公園の半分が立入禁止となっています。
(かぶと公園)
大阪市の発表によりますと9月14日9時時点で大阪市内の公園では約560公園約3,070本程度の倒木や枝折れが確認されています。緊急対応が必要なところから対処が行われているので、すべての公園で元通り遊べるようになるまでしばらく時間がかかりそうです。
公園以外にも電線などに看板やトタン、ブルーシートがひっかかったままの場所がまだまだ多数残っています。
こちらもそれぞれ対応が進められていくかとは思いますが、
【危険箇所の情報をお寄せください】
台風21号の影響により、大阪市内において周囲に危険な影響を及ぼすと思われる状況がございましたら、ご使用のスマートフォン等の位置情報を利用し撮影した対象物の画像を、メールでご提供ください。
詳しくは、こちら⇒https://t.co/mk90qtmAyl— 大阪市広報 (@osakacity_koho) September 13, 2018
周囲に危険な影響を及ぼすと思われる場所があればスマートフォンで写真を撮影して、大阪市に情報提供することができます。
6月の地震でまだ屋根瓦の修理も間に合っていない状況での今回の被害。屋根修理には非常に時間がかかる場合もあるようです。
屋根や店舗の看板、テントなどいつもどおりに戻るまでにはまだまだ時間がかかりそうです。
☆JJさん情報提供ありがとうございます☆
(あわわ)