【東淀川区】改元記念 元号特集企画!交通の便も一気に良くなった かもしれない年。平成元年は2つも橋が架かっていました。
令和への改元を記念して、明治から平成までの各元号の改元周辺で東淀川区では何が起きていたかを特集する企画、第四弾。
令和元年となる今年から30年前 平成元年に東淀川区で産まれたのはこちら菅原城北大橋。
平成元年(1989年)の6月に建造されました。
先に産まれた長柄橋、豊里大橋の慢性的な渋滞を緩和するために産まれたこちらの橋。
「菅原城北大橋」と菅原がついているので菅原に架かっているのかと思いきや、実は菅原2丁目のお隣豊里1丁目に架かっているようです。
(写真は2014年のもの)
大阪市初の有料道路事業を取り入れ建設された橋で、2014年の6月まで料金100円(普通車料金)を支払わないと渡ることのできなかった元有料道路。
当時は通称「100円橋」と呼ばれていました、無料になった今でも「100円橋」と呼んでいる方もいるのではないでしょうか?
斜張橋と呼ばれる美観に優れ、風に対する安定性も高い方式で架けられていて、支柱に張ったたくさんのケーブルで橋を吊り上げているといった吊り橋に近い形。
橋下にはヨシという多年草が群生するヨシ原や多くの淡水魚の生息場所となった淀川ワンドがあり、建設時には景観と併せ環境保全にも配慮した建設をされたのだそう。
全長1.4km 幅員25.5mの区内では一番長い橋で、しばしば美しい橋・優美で女性的と評されることも。言われてみると細いケーブルがしなやかに架かる様は美しく思えますね。
そしてこちら同じく平成元年の3月にも 井高野駅から真南へ少しのところ 神崎川に架かっている「西江口橋」が産まれています。
西江口橋の方が3ヶ月ほど早いのですが菅原城北大橋と同じ平成元年産まれ。一気に交通が便利になった年になったことでしょう。
こちらも江口橋の渋滞などの緩和のために建設されたのでしょうか。
生活道としてはもちろん、井高野駅-瑞光4丁目駅間の地下鉄はこの川の真下を通っている重要な場所。
ぱっと見だと電車が走っているなんて思えませんね。
平成から30年経った今でも地域に欠かせない存在となった2つの橋。
令和になったこれからも活躍してもらいたいですね。
菅原城北大橋はここ
西江口橋はここ
(なまこ)
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